種名 ヒガシキリギリス
学名 Gampsocleis mikado
英名 Japansese katydid
生きもの情報
本州の青森県以南、岡山県まで分布が確認されています。西日本に生息するニシキリギリス(学名:G.buergeri)と同じ種類とされていましたが、近年の研究で別種に分けられました。オスは昼間に「ギーース、チョン!」と大きな声で鳴き、メスにアピールします。

観察ポイント「トゲトゲの脚!」
ヒガシキリギリスは肉食性の強い雑食性。昆虫など生きた獲物を捕らえるための器官が他のバッタやコオロギの仲間と比べて発達しています。それが鋭いトゲの生えた前脚と中脚。獲物にとびかかり、この脚で抑え込んでから大顎でかみ砕いて食べてしまいます。
