第3回ツシマウラボシシジミシンポジウム
-ツシマウラボシシジミを救った生息域外保全と昆虫館-

 
 ツシマウラボシシジミは日本では対馬にのみ生息する固有亜種で、国内希少野生動植物種にも指定されている希少な昆虫です。
 
本シンポジウムは本種の保全活動に取り組む様々な主体(行政、保全団体、動物園、大学、学会、企業など)が、活動や研究成果を報告し、この蝶を守るための取り組みについて、参加者の皆さんと一緒に考える公開型のシンポジウムです。
 
第3回となる今回は、本種の生息域外保全にはじめて取り掛かった足立区生物園のある東京都足立区で行います。
 


日時

2023年3月21日(火祝)13:00-16:30
※開始30分前開場予定


開催方式

会場とオンラインのハイブリット開催です。
募集を締め切りました。
 
【会場開催】
定員:100名程度
※会場参加者限定で、ツシマウラボシシジミ保全缶バッチを差し上げます。
会場:竹の塚地域学習センター
 
【オンライン開催】
足立区生物園WEBサイト内にてYoutube Live(限定公開)を使った配信を行います。
*視聴するにはパソコン、スマートフォン、タブレット等の機材が必要となります(機材によっては事前にYoutubeアプリをダウンロードする必要があります)。

記念品の缶バッチ(会場参加限定)


共催

足立区、対馬市、日本鱗翅学会自然保護委員会

協賛

(公財)自然保護助成基金

【タイムテーブル】

 

13:00- 感謝状授与式 比田勝 尚喜(対馬市長)/近藤 やよい(足立区長)

本種の生息域外保全への貢献を称え、生息地である対馬市の市長より感謝状の授与が行われます。


13:40- 基調講演 矢後勝也(日本鱗翅学会/東京大学総合研究博物館)

「ツシマウラボシシジミの現状と持続的保全をめざして」


14:00- 講演① 中村康弘 (特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会)

「最後に残った生息地でのツシマウラボシシジミの再発見!緊急の保全活動へ」


14:20- 休憩(10分間)


14:30- 講演② 水落渚(足立区生物園)

「生物園にきたツシマウラボシシジミの飼育下繁殖への挑戦」


14:50- 講演③ 神宮周作(対馬市農林水産部自然共生課)

「ツシマウラボシシジミの再導入と域内保全への貢献」


15:10- 総合討論 進行:矢後勝也(日本鱗翅学会/東京大学総合研究博物館)

「ツシマウラボシシジミ保全に向けた未来への展望」