夏休みキャンペーン特別企画(とくべつきかく)
生きものについての「なぜ?」「どうしよう?」に生物園のスタッフがお答えします!
 

ぼ集期間:7/21(日)~8/19(月)
回答公開:毎週月曜日(7/29、8/5、8/12、8/19、8/26)
対しょう:幼稚園(ようちえん)・保育園(ほいくえん)生~高校生

 

【注意】

・自分の名前やれんらく先(電話番号や住所)は書かないでください。回答を公開する時には「しつ問」「学年」を出します。
1回の投こうでしつ問は1つまでです。たくさんある場合は何回かに分けて送ってください。
・回答は週に5問くらいです。えらばれない場合もあります。
・もっと知りたい時はぜひ生物園へ遊びに来てください。夏休み期間は子どもの入園がむりょうです。
 
注意事項(保護者の方へ)
・個人情報(個人名や連絡先)は書かないでください。回答には質問と学年を公開します。
・1回の投稿につき質問は1つまで、複数ある場合は何回かに分けて投稿をお願いします。
・回答は週に5問程度です。選ばれない場合もありますのでご了承ください。
・もっと詳しく知りたい時はぜひ生物園へお越しください。夏休み期間は子どもの入園料が無料です。詳しくはこちらをご覧ください

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しつ問をおくる

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かいとうをみる

ほ乳類について


ネコはどうぶつの中でも、からだ のかたむきや むきをかんじる のう力がたかい生きものです。また、手足はもちろん からだがやわらかく、いろいろなほうこうに からだをねじることができます。さらに、身体能力(しんたいのうりょく)もたかいです。
ネコがたかいところからおちたときは、
①耳のおくにある、三半規管(さんはんきかん)でかたむきをかんじる。
②ヒゲで空気のながれをかんじる。
③からだをひねって着地(ちゃくち)のしせいをとる。
これで、たかいところでもみごとに着地(ちゃくち)します。
ただ、ネコの中にも身体能力(しんたいのうりょく)がひくい子もいるので、すべてのネコが上手に着地(ちゃくち)できるわけではありませんし、たかすぎるとケガをしてしまうこともあります。

は虫類について


骨格標本を作る方法は、生物(カツオブシムシ、ミルワームなど)を使った方法や、薬品(漂白剤など)を使った方法など様々な方法があります。それぞれコツがあるのでここには書ききれないですが、サイエンスカフェでお話しているので参考にしてみてください。

 
 

両生類について


かべを登る理由はよく分かっていませんが、おそらくこれは野生での生活が関わっているとかもしれません。アカハライモリは上陸するとしめった地面のある場所をさがして水場から移動します。
もしかしたらこのイモリたちも外に出て遠くに行きたいのかもしれません。通常、上陸から1ヶ月ほどすると落ち着くようです。かくれ家を利用してもらいたければ、中に水ゴケなど入れて全身がもぐれるように工夫してみてください。

 

昆虫類について


たしかにホタルの幼虫(ようちゅう)にはさわるといたそうなトゲトゲしたものがはえています。でもじつは、このトゲトゲは やわらかいです。トゲトゲの正体(しょうたい)は、「えら」とよばれる幼虫(ようちゅう)が水(みず)の中(なか)で息(いき)をすうための器官(きかん)です。
  

クロコノマチョの幼虫(ようちゅう)はススキなどのイネのなかまの植物(しょくぶつ)を好(この)んで食べています。エサは公園(こうえん)や河川敷(かせんじき)など色々(いろいろ)なところにあるのでさがしてみてください。

飼育する場所にもよりますが、クロコノマチョウはふ化(卵からかえって)から羽化(成虫になる)まで1ヶ月と数週間前後かかります。成虫の寿命は計測したことがありませんが、上手にお世話をすると成虫で最長1ヶ月~40日程度生きるアゲハ類と比べるともう少し長く生きているような印象を持っています。また、交尾(こうび)していない個体の方が長生きします。

虫のたくさん集まる理由にはいろいろなものが考えられそうです。樹液(じゅえき)や新芽(しんめ)、花など虫のエサになるものがあるか。木が生えている場所の日当たりや風通し。またこの他にも、人間では感じとれないような、虫の好み(このみ)があるのかもしれません。ぜひ、虫のようすを見ながら、その木にたくさん集まる理由を考えてみてください。

 

生きものは遠い昔から、少しずつ すがたを かえながら子どもをのこし、生きのこってきました(進化(しんか))。今回のしつもんも昆虫(こんちゅう)の進化の道すじにかんけいがあります。
大昔の昆虫は、トンボやバッタのようにサナギにならずに成長(せいちょう)していたと言われています。ある時、そんな昆虫の中にサナギになることができるものがあらわれました。この「サナギになる昆虫」の子どもたちがさらに長い長い時間をかけてそれぞれに すがたを かえていったことで、チョウやカブトムシのようなサナギになる昆虫になりました。
「サナギになる昆虫」は、幼虫(ようちゅう)からサナギの時期をへて 成虫(せいちゅう)のすがたを大きくかえることができるようになりました。
これにより幼虫の期間はたくさん食べて成長し、成虫になると遠くへ移動(いどう)したり卵(たまご)をうむことが得意(とくい)な すがたに体を作りかえることできました。
これにより「サナギになる昆虫」はさまざまな環境(かんきょう)に対応(たいおう)することができ、たくさんの種が誕生(たんじょう)したと考えられています。
ぎゃくに「サナギにならない昆虫」は、大昔の とくちょうを のこした昆虫たち、と言えるかもしれません。
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