夏休み研究応援キャンペーン特別企画(とくべつきかく)
生きものについての「なぜ?」「どうしよう?」に生物園のスタッフがお答えします!
 

しつもんを おくる きかん:7/21(火)~8/18(火)
こたえが のる日:毎週月曜日(7/27、8/3、8/10、8/17、8/24)
さんかできる人:幼稚園(ようちえん)・保育園(ほいくえん)生~高校生

 

【ちゅういすること】

・自分の名前や でんわ番号、じゅうしょは 書かないでね。
・こたえが のるときは「しつもん」と「がくねん」だけを しょうかいします。
・1かいに しつもんは1つだけ。いくつもあるときは、わけて おくってね。
・1しゅうかんに 5つぐらいのしつもんに こたえるよ。ぜんぶはこたえられないこともあるよ。
・もっと くわしくしりたいときは、せいぶつえんに あそびにきてね。
なつやすみの あいだ、子どもは 入園りょうが 0円(むりょう)です!
 
注意事項(保護者の方へ)
・個人情報(個人名や連絡先)は書かないでください。回答には質問と学年を公開します。
・1回の投稿につき質問は1つまで、複数ある場合は何回かに分けて投稿をお願いします。
・回答は週に5問程度です。選ばれない場合もありますのでご了承ください。
・もっと詳しく知りたい時はぜひ生物園へお越しください。夏休み期間は子どもの入園料が無料です。詳しくはこちらをご覧ください

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しつ問をおくる

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こたえをみる

ほ乳類について


ネコはどうぶつの中でも、からだ のかたむきや むきをかんじる のう力がたかい生きものです。また、手足はもちろん からだがやわらかく、いろいろなほうこうに からだをねじることができます。さらに、身体能力(しんたいのうりょく)もたかいです。
ネコがたかいところからおちたときは、
①耳のおくにある、三半規管(さんはんきかん)でかたむきをかんじる。
②ヒゲで空気のながれをかんじる。
③からだをひねって着地(ちゃくち)のしせいをとる。
これで、たかいところでもみごとに着地(ちゃくち)します。
ただ、ネコの中にも身体能力(しんたいのうりょく)がひくい子もいるので、すべてのネコが上手に着地(ちゃくち)できるわけではありませんし、たかすぎるとケガをしてしまうこともあります。

かつてウサギの仲間は「切歯が一生伸び続ける」「切歯と臼歯の間に大きな隙間がある」「食性や歯の使い方が似ている」などの特徴を注目して、
ネズミ目の一部、重歯亜目に分類されていました。
しかし、他の特徴に注目してみるとネズミとウサギで骨格など様々な違いが認められたため、
1912年ごろから、ネズミ目の一部ではなく、独立したウサギ目として認められはじめました。
次にこれらの違いについて代表的なものを紹介します。
違い①「重歯」
ウサギ目の特徴として、上の切歯の裏側に小さな歯が生えていることがあげられます。
ネズミ目は上下2本ずつの計4本ですが、ウサギは上に4本、下に2本という特殊な歯列をしています。
※かつて分類されていた重歯亜目の重歯とはこの前歯が重なっていることに由来します。
違い②「臼歯の数」
ウサギ目の仲間は臼歯の数が5-6対あり、3-4対のネズミ目より多いです。
また耳の大きさについても、ウサギと言えば大きな耳が特徴になりますが、
実際にはウサギに限らず、隠れ家の少ない平地の小型から中型の哺乳類で多く見られる特徴です。
ネズミの仲間でも砂漠製のトビネズミなどでも耳が大型化する種がいます。
またウサギでもナキウサギのように、岩場など隙間に隠れて生活するものは耳が小型化するものもおり、
ネズミでも同じ岩場に生息するグンディは耳介が極端に小さいという特徴を持っています。
これらの生息環境などに適応するために別の分類群の生物も似た形に進化することを
「収斂進化(しゅうれんしんか)」と呼びます。
まずは、食べられない原因が歯にあるのかどうか、獣医さんに診てもらう必要があります。
もし、その上でやはり歯に原因があるとしたら、高額な物になりますが、100%チモシーで出来ているペレットを試してみてください。届くまでに数日かかると思いますので、その間は、チモシー100%ではないペレットや葉物野菜、生の牧草など、食べる物なら与えてください。本来、野菜は主食として向かないのですが、一先ずの措置となります。
もし、チモシーペレットをそのまま食べられなければ水分でふやかしてあげてみてください。
それでも食べなかったとしたら、その子の寿命が来たという覚悟をしなければなりません。その場合は、延命させることよりも空腹にさせないために先程挙げた食べ物をいろいろ試して、最期までの時間を大切に過ごしてあげてください。

データを比べるときには、統計を使って調べるとよいことがあります。
中学生で習う内容で考えるのであれば、例えば気圧を、ヤギが登った回数などを縦軸にとって、散布図を作ってみるのはいかがでしょうか。散布図とは組になった2種類の数値の一つを横に、もう一つを縦の軸にそれぞれ対応させて、平面に点を打って表す図です。
(ここからは難しい内容です)
他にも難しい方法が色々あって、例えば「ケンドールの順位相関係数」という方法を使うと、2つのデータがどのくらい似た動きをしているかを調べられます。(説明はこちら → https://corvus-window.com/all_kendalls-tau/)
また、統計では「この結果はたまたま出たのか、それとも意味があるのか」を確かめるために「仮説検定」という方法を使います。(説明はこちら → https://corvus-window.com/whats_hypothesis-testing/)
ただし、「相関がある」という結果が出ても、「AがBの原因だ」とは必ずしも言えないので注意が必要です。
(質問をしてくれた方へ)
別で頂いたデータを解析してみました。結果が知りたい場合はご連絡ください。

そうですね。モルモットの祖先となった動物は、食べられる側の動物です。なので、モルモットは自分の身を守るため、けいかい心が強く、初めて聞く物音やいつもと違う出来事にはびんかんに反応します。ただし、人に馴れやすい性質もありますので、飼い主さんのことを信頼して「お家が安全」と思っているモルモットなら、お家ではこわがらずに暮らします。
にんげんは、ほんのうてきに(だれからおそわらなくても)あかちゃんをみると、「かわいい」とおもうようになっています。ぐんでぃは、にんげんのあかちゃんのように、あたまとめがおおきいので、ついつい「かわいい」とおもっちゃうのかもしれません。

ゾウの ごせんぞさま はバクのように おおきな”はな"で、からだそこまでおおきくありませんでした。それがゾウへと しんかするときに、からだがおおきくなり,みずをのむのにからだをかがませるのもたいへんだったので、はながながくなることはとても べんりでした。そして、はながながい なかまがいきのこり、いまのようなゾウへと しんかしたと考えられています。

イルカの先祖をたどっていくと、川や湖のそばで生活するカバに近い仲間にたどり着きます。彼らはカニなどの小動物を食べていて、ワニのような姿をしていました。次第によりエサが豊富な海へ進出し、手足はより泳ぐのに適したヒレの形へ変化し、今のイルカのような姿になったといわれています。

ネコは熱い食べ物が苦手です。ネコに限らず、動物の世界には人間のように火で調理した食べ物はないので食べる必要がないからです。ただ、ネコは肉食動物なので獲物の体温くらいの温度だと食欲があがると言われています。日本人にとって身近な存在であるネコが熱いものが食べられない様子から「猫舌」という言葉ができたという説があるそうです。

ヤギの主食は主に草です。草は肉に比べるとエネルギーが少ないので、体を動かしたり体温を保つためにたくさん食べます。また、ヤギは胃が4つに分かれていて、一度食べた物を口に戻して噛み直す「反芻」をして、食べた物を時間をかけて消化する体のつくりをしています。

ぞうは ながーいはなを フォークとスプーンとはしのように きようにつかってごはんをたべます。おおきなものは はなをまきつけて くちにはこびます。りんごのようなちいさなものは はなでつまんで くちにはこぶことができます。

グンディは草食動物で、野生では主に草や樹皮などを食べます。生物園ではチモシーという牧草や、にんじん、セロリなどの野菜とペレット、穀類を与えています。

ライオン、トラ、チーターやヒョウはイエネコと同じネコ科です。イエネコと野生のネコをかけ合わせた、ベンガルやサバンナキャットという飼い猫の品種もあります。これらはイエネコよりも野生のネコの習性が強く出ることもあります。

グンディはお互いのにおいで群れの仲間かどうかを認識していると言われています。重なって仲間のにおいを感じることで安心しているのかもしれませんね。一頭の上に重なることもあれば、2頭の上にまたがるように乗っかているときもあります。毎回見る度に重なり方は違うのでぜひ観察してみてくださいね。

しっぽだけでずっとたてるわけではありません。てきからみをまもるときや、ほかのカンガルーとけんかをするときに、うしろあしでキックをすることがあります。そのときに、からだをささえるやくわりがあります。

グンディは1~4頭、モルモットは1~5頭産みます。グンディやモルモットは決まった巣穴をもたないので、お母さんのお腹の中で約2か月間育ち、産まれたときから自分で歩いたりごはんを食べることができます。同じネズミの仲間でも、ハムスターはお腹の中にいる期間は約16~20日間ととても短く、赤裸の未熟な状態で産まれます。比較的安全な巣の中で子育てできるからです。このように哺乳類の中でも、赤ちゃんを育てる環境などによって、一度に産む数も赤ちゃんの姿もさまざまです。

モルモットが人のことを安心できる存在だと思ってもらえるように、子どものころから少しずつ馴らしています。また、ふれあいコーナーにスタッフはいつもいて、来園者の方にモルモットの正しいふれあい方や、モルモットがどんな生き物なのかをお伝えできるようにしています。何か気になることなどあったら気軽に話しかけてくださいね。

モルモットは、先祖が食べられる側の動物だったので臆病ですが、家畜化された歴史がとても長く、ヒトに懐きやすい(馴れやすい)という特徴もあります。そのため、小さいころから飼育員が優しく触って、ヒトに触られることは怖くない、と教えてあげれば、負担をかけずにふれあうことができます。また、跳ねまわることも少ないので、小さなお子様が初めてふれる動物としてもたいへん適しています。

ベルーガだけでなくクジラのなかまのおおくは音をつかったコミュニケーションをとることができます。

鳥類について


一般的に「まばたき」とは、上下まぶたの開閉運動を指します。
私たち人間は、「まばたき」によって涙の膜をつくることで眼球を潤わせ、目を健康に維持しています。
さて、鳥類は「まばたき」をしているか、というご質問ですが「上下まぶたの開閉運動」としての「まばたき」は行っていません。鳥類には、眼球とまぶたの間にもう一枚「瞬膜(しゅんまく)」という膜を持っています。それを開閉することで、眼球を健全に保っているのです。
生物園で飼育しているフクロウのフッキ―が瞬膜を半分閉じた瞬間が撮影できました。
眼球を白く覆(おお)っている部分が瞬膜になります。
御覧の通り、鳥類の瞬膜は目頭と目尻で左右に動くことが見て取れます。
鳥の種類によって、白色の瞬膜からほぼ無色透明の瞬膜まで様々あります。
身近な野鳥だと、カラスの瞬膜の動きが観察しやすいかもしれません。
元渕江公園にも様々な野鳥が生息していますので、少し離れた位置から観察してみてください!

いろいろなかんがえかたがありますが、よくいわれているのはツバメがごはんをさがしているというはなしです。ツバメはふだんちいさなむしをたべています。あめのまえになるとそんなむしたちが ひくくとぶため、エサをたべたいツバメもひくくとびます。

現在見つかっている鳥類は1万種ほど。そのうち約600種が日本に生息しています。

食べた(加熱した)ニワトリの骨で骨格標本がうまくいかない理由の原因の多くは脂(あぶら)です。骨の中に油脂が残っていると、接着剤がつきにくくなったり後で臭いが出たり、変色したりします。脂をキレイに抜く方法をとしては、「①溶剤(エタノール)につける」「②界面活性剤の含まれる酸素系漂白剤につける」などがあります。
①であれば1ヶ月程度浸けっぱなし、②であれば一晩浸けて溶液取り替え骨が真っ白になるまで続けることを繰り返してください。
油分がなくなれば木工用ボンドでも十分接着できます。また接着剤が固まるまでは不安定だと思うので、スチロール板などに爪楊枝や串で固定しながら接着することがおすすめです。詳しくは 以前行ったサイエンスカフェの内容をご覧ください。

シマエナガはふだん虫を食べまていますが、冬になると虫もへってくるので、マツの実や樹液で食べるようです。

フクロウは見た目に反して首の長い生きものです。長い首はたくさんの骨で繋がっていて、それぞれがすこしずつねじることができるので、問題なく首を回すことができます。数で言うと人の首の骨が7個あるのに対しフクロウは14個もあります。

ヒトと比べると、鳥の骨は薄いパイプのような構造になっていて、体が軽くなっています。そして、飛ぶための太い筋肉が胸にあり、力強く羽ばたくことができます。
飛ぶことができると、敵から逃げられたり、飛んでいる虫を捕まえられたり、遠くまで移動できたり、便利ですね。

鳥の仲間は年に1回羽根が生え変わりますが、フクロウは夏から秋に順番に羽根が生え変わります。羽根は一度に全てが生え変わるわけではなく順番に生え変わっていくので、全ての羽根が生え変わるのに数ヶ月かかります。

鳥類の羽(翼)は羽根と前腕で構成されています。羽根の中でも飛ぶために重要なのは風切羽と呼ばれる羽根で前腕の骨まで羽根の根元が固定されているため強い力で羽ばたいても羽根がしっかり固定されています。また翼を羽ばたくための大きな筋肉は翼ではなく胸についていて、この胸の筋肉が前腕に繋がって羽ばたくために強い力を生み出しています。

は虫類について


骨格標本を作る方法は、生物(カツオブシムシ、ミルワームなど)を使った方法や、薬品(漂白剤など)を使った方法など様々な方法があります。それぞれコツがあるのでここには書ききれないですが、サイエンスカフェでお話しているので参考にしてみてください。

名前と形は似ていますが、もともとイモリとヤモリは全く違う動物です。イモリはカエルと同じ両生類の仲間、水中で産卵し、卵からはウーパルーパのような幼生が生まれ、それがイモリの成体となっていきますので、生涯のほとんどを水場周辺で過ごします。
一方でヤモリは、トカゲと同じ爬虫類の仲間で、殻のある卵を陸上で産み、卵からは小さいヤモリが生まれそのまま陸上で成長します。
ヤモリ・イモリのように名前や形が似ていても全く違う分類の動物であることはよくあるので、他にもどんな似て非なる生きものがいるか探してみてください。


「世界にはヤモリは何種類いるか?」という質問に対して答えるにはまず「ヤモリ」とは何か決める必要があります。なぜなら一言でヤモリの仲間と言っても「ヤモリ下目」、「ヤモリ科」、「ヤモリ属」の3つの異なるグループのことを指すことがあるからです。最も広い意味の「ヤモリ下目」にはトカゲモドキなどが含まれ約2500種になります。次の「ヤモリ科」はヤモリ下目のグループの一つで、ニホンヤモリやヒルヤモリ、オウカンミカドヤモリなど1700種くらいが知られています。このグループにはトカゲモドキは含みません。最後の「ヤモリ属」はヤモリ科の中のグループの一つで、ニホンヤモリやトッケイヤモリが含まれる仲間で約130種くらい知られています。このグループには、ヒルヤモリやオウカンミカドヤモリなどは含みません。なので、どこまでをヤモリの仲間にするかによって種類の数が異なります。このような動物のグループ分けのことを分類と言います。どんな動物でも分類をされているので、この機会に色々な動物の分類について調べてみてください。


甲羅のお腹側が少しへっこんでいるのがおとこのこで、平たいのがおんなのこです。また、お尻の穴の位置も少しちがいます。


森など自然が豊かな環境は餌となる動物がたくさんいるので、ヘビにとって暮らしやすい環境です。そういった場所にはヘビが多く住んでいることがあります。ヘビが暮らしているのは森だけではありません。例えばシマヘビやヤマカガシといったカエルをよく食べる種類のヘビたちは森の中よりカエルがたくさんいる水田の方が多く見つかる印象です。もし、機会があれば色々な環境で野生のヘビを探してみてください。探す際に餌となる動物も探してみるとヘビたちの暮らしが分かるかもしれません。探しに行く前にその場所に住んでいそうなヘビについて調べてから行くと良いでしょう。外でヘビを探す際は熱中症と毒蛇には気を付けて下さい。大人の人と一緒に探しましょう。


まずトカゲ、ヤモリ、イモリといっても種類もたくさんいるので、今回はトカゲをニホントカゲ、ヤモリをニホンヤモリ、イモリをアカハライモリとしてこの3種の見分け方にしぼって説明します。まずアカハライモリはカエルなどと同じ両生類なので、爬虫類である他の2種に比べると皮膚がしっとりと湿っています。ニホントカゲは他の2種に比べると皮膚は光沢のあるスベスベした鱗に覆われています。最後にニホンヤモリは他の2種よりも指が太く大きいです。このほかにも生息環境、活動時間や繁殖の方法などたくさん違いがあります。もし興味があればこの3種の違いについて調べてみてください。


これは進化の道筋を考えるとわかりやすいかも知れません。もとを辿ると水の中で暮らす魚のような生物が起源でした。そこから、陸上へ進出するために、オタマジャクシのような水中用の幼体から変態することで、カエルのような陸上で暮らすような生活サイクルへ進化した両生類の仲間が生まれました。爬虫類はそれからさらに陸上へと適応していて、鱗のように皮膚が固く厚くなることで乾燥に耐えられ、卵もゼリー状の卵から殻のある卵を獲得しました。進化の歴史はとても興味深いテーマなので、身近な生物の仲間がどんな進化を辿って来たのかぜひ調べてみてください。


例えば、身近にいるニホンヤモリであれば、エサとしてコオロギなど生きた昆虫を与える必要があります。霧吹きをしてあげると水滴をなめて水を飲みます。また、ケージの中に隠れ家を作ってあげると良いでしょう。ただし、ここで説明したのはあくまで最低限のことだけです。これだけ知っていれば十分に飼える、ということではありません。また、全てのヤモリが同じ飼い方ができるわけではありません。ヤモリの種類によっては、飼い方は大きく異なる場合があります。どんな生きものを育てるには、その生きものについて詳しく調べることは大切なことです。飼い方やどのような生きものなのか知っていないと、お世話を続けられなくなったり、生きものが不幸になってしまいます。まずは育てるヤモリについて本などで調べてみるところからはじめましょう。


ヘビは毒を獲物となる動物を弱らせたり、殺すために使います。獲物を動けなくすることで、安全かつ確実に食べることができます。一方、アオダイショウやニシキヘビは力強い筋肉を持っているため、毒がなくても獲物の身体に巻きついて動きを抑えることができます。なので、これらの種が毒を持たない理由として、毒を持つように進化する必要がなかったと考えられます。逆に毒を持つヘビはアオダイショウやニシキヘビのような力強い筋肉を持つ種はほとんどいません。


カメの甲羅は背骨(せぼね)や肋骨(ろっこつ)がひとかたまりに繋がってできていて、外敵などから身を守る役割があります。


トカゲの仲間は種類によって生息環境が異なります。生物園で飼育している種を例に出すとサキシマキノボリトカゲは木の上、ミンダナオミズオオトカゲのように水辺、ヒョウモントカゲモドキは砂漠などで暮らしています。ニホンヤモリのように家の中に暮らす種もいます。なので、南極大陸を除くとだいたい何かしらのトカゲの仲間がどこにでもいることになるでしょう。身近な場所にも野生のトカゲの仲間が暮らしているので、ぜひ探してみて下さい。


まず、全てのヘビにピット器官があるわけではありません。ピット器官があるのはボア科、ニシキヘビ科、クサリヘビ科マムシ亜科のヘビ類です。そして、ピット器官はヘビの口周辺にあることが多いですが、種によってその位置が違います。例えば、ニホンマムシのピット器官は画像の赤い矢印の位置にあります。現在、生物園で展示しているヘビではコースタルカーペットニシキヘビとボールニシキヘビがピット器官を持つので、観察してみて下さい。


人間のあばらぼねの数は決まっていますが、ヘビのあばらぼねの数は個体によってちがいます。とはいえ種によってあるていど数が決まっています。たとえばアオダイショウであれば、少なくて442個、多いと490個になります。


ニホントカゲを見つけて捕まえようとしても、捕まえ方が悪ければ尻尾を自切してしまうおそれがあります。無理に触ろうとしないほうがいいです。


はちゅうるいはカメ、ワニ、ヘビやトカゲのなかまです。ぜつめつしたきょうりゅうもはちゅうるいです。すべてのはちゅうるいがもつとくちょうとして、うまれるまえに羊膜(ようまく)とよばれるまくにつつまれますが、はちゅうるいからしんかした鳥るいやほにゅうるいも羊膜につつまれます。なので、はちゅうるいをひとことでせつめいするのであれば「羊膜につつまれる背ぼねがある生きもののグループのうち、鳥るいとほにゅうるいをのぞいたグループ」ということになります。

両生類について


かべを登る理由はよく分かっていませんが、おそらくこれは野生での生活が関わっているとかもしれません。アカハライモリは上陸するとしめった地面のある場所をさがして水場から移動します。
もしかしたらこのイモリたちも外に出て遠くに行きたいのかもしれません。通常、上陸から1ヶ月ほどすると落ち着くようです。かくれ家を利用してもらいたければ、中に水ゴケなど入れて全身がもぐれるように工夫してみてください。


生物園ではミシシッピニオイガメを飼育したことがないので、どちらが好きかはわかりません。人間と同じようにカメも個体によって好きな餌、嫌いな餌が異なります。そのカメが好きな餌を明らかにするには色々な餌を試してみるしかありません。ミシシッピニオイガメは10年以上生きるので、この機会に飼育している個体がどの餌が好きなのか明らかにしてみるのも良いかもしれません。


ヒキガエルのなかまはじめんを歩き回る生きものを食べます。とはいえ自分の頭よりは大きな生きものは食べることができないので、小さい時はアリなどを食べ、大きくなるとコガネムシやセミのようちゅうも食べます。


ウーパルーパーも金魚のフンに似た黒いうんちをします。水槽に砂利などを入れているのであれば、砂利も洗う際に見つかるかもしれません。もし本当にうんちをしていない場合、便秘になっていることも考えられます。その場合、お腹にガスが溜まったり様々な健康上の問題が出てしまうこともあるので、エサや飼育環境を見直してみてください。


カエルの身体の大きさは鼻先から総排出腔(糞や卵を出す穴)までの長さを測ります。ウシガエルの場合、オスよりもメスの方が大きくなり、オスで平均で15㎝、メスで平均は16㎝程度になります。最大では18㎝程度になります。


ウーパールーパーは体をくねらせておよぎます。ひれはしっぽのひれ(おびれ)の一つしかありません。


イモリはL字の壁をよじ登ってしまうことができるので、意外に脱走名人です。水槽の上にイモリが逃げるような隙間がないように気をつけてください。また飼育にかかるお金はどんな水槽を用意するかによって変わりますが、1匹のために水槽やろ過設備、ヒーターやエサを用意するとなると5000-10000円くらいはかかると思います。また人工飼料になれていない個体であれば、冷凍の赤虫などいろいろエサを試す必要があるので、お金はさらにかかると思います。
最後にイモリは10年を超す長寿の生きものなので、最後まで面倒を見られるようにしてあげてください。

魚類について


生物園で展示しているピラニア・ナッテリーは、野生だと主に他の生き物を食べており、その肉をかみ切りやすいように鋭い歯を持っています。ちなみに近い仲間には、主に木の実を食べる種類もいて、見た目はよく似ていますが、歯は鋭くなく、むしろ人間の歯のような平らな形をしていて、木の実を砕いて食べています。食べ物の種類によって歯の形が変わることは他の生き物でもあるので、ぜひ探してみてください。

魚類は世界で約3万2000種いると言われています。
生物園では展示とバックヤード含め、約70種の魚類を飼育しています。(金魚の品種除く)

金魚の祖先は川にいるフナで、デメキンの目や頭のふくらみは「突然変異」で偶然ふくらみました。目が大きいフナや、頭がポコッとしたフナが偶然生まれて、それを人間が大切に育てて、目が大きいフナ同士、頭が膨らんだフナ同士で子どもを増やした結果、目が出ていたり頭がふくらんだ特徴的な姿のキンギョが増えました。

ウナギは海でうまれ、川で大きくなり、また海へ戻ってたまごをうみます。そのなかで川にダムができたり、海の流れがかわったりなどトラブルにまきこまれやすく現在ウナギの数が少なくなっています。いっぽう、アナゴは海でうまれて成長するため、トラブルにまきこまれにくいです。見た目は似ていますが、生活する場所や一生の過ごし方が違うからです。

種類により最大の大きさは変わってきますが日本にいる一般的な
種類のマドジョウは15cm~20cmほどまで成長します。

魚の卵は体の中の卵巣といわれる内蔵で作られます。魚は温度変化など産卵のきっかけとなるような刺激を受け取ると、肝臓などからホルモンが分泌され卵巣が発達して卵ができます。

金魚の祖先は川にいるフナで、突然変異で赤い個体がみつかりました。その赤くなった魚を繁殖させて増やしました。また突然変異の個体が見つかると、増やしたり、別の色同士で繁殖させたりなど、人の手によって品種改良され、いろんな色ができあがりました。

水の中も陸と同じように太陽の光が届く範囲までは見ることができます。目の構造は基本的にはヒトと一緒ですが、眼の中のレンズ(水晶体)が球体です。

研究者が「この魚は、今まで世界中のだれも見つけたことがない新しい魚です!」という論文を書いて、世界に発表して認めてもらえると、新種の魚に名前をつける権利がもらえます。魚の名前には「学名」と呼ばれる世界共通の名前の他に、日本国内では「標準和名」と呼ばれる日本独自の呼び名をつけることができます。「学名」は「二名法」というルールに従ってラテン語で命名されます。

種類により前後しますが大体10~12時間とされています。しかし
人間のようにずっと寝ているわけではなく、短い睡眠をたくさん
すると言われています。

メンダコに耳は生えていません。耳に見える部分はヒレです。泳ぐ時にパタパタと動かしてバランスをとったり、方向を変えたりするのに使います。


ブラックバスを水槽で飼育するには、国の許可が必要なのと、たくさんのご飯を用意する必要があるので、今のところ展示する予定はありません。せいぶつ園では、どんな生きものを展示するか、どんな水槽やご飯が必要か、どれくらいお金がかかるかを考えて展示する生きものを決めています。


水のなかにとけた空気のせいぶん"酸素(さんそ)"がとけています。魚はをエラをつかってさんそをつかまえ、呼吸(こきゅう)することができます。


金魚は病気にかかりやすい魚ですので、まずは水槽の中の水がきれいで過ごしやすい水にならなくてはいけません。なるべく大きな水槽で飼って、水をキレイにする機械も水槽の水の量にあった大きな物を用意してください。水槽のある場所も大事です。温度が上がったり下がったりすると水の状態も悪くなりやすいので、直射日光のあたらない温度の変わりにくい場所を選んで水槽をおいてください。
また、ごはんのあげすぎにも注意してください。ごはんがのこると水がきたなくなります。ほんの少しの量を1日1回だけあげてください。いつもお腹が少しすいているくらいでいいです。


産まれたてのメダカの赤ちゃんはお腹に栄養の袋(ヨーサック)を持っているため、最初の2〜3日はエサがいらないです。それ以降はパウダー状の人工飼料やゾウリムシ、ミジンコなどをを少しずつあげてみてください。ペットショップに行くと赤ちゃん用のエサが売っているかもしれません。


生物園で現在(2026年)飼育しているピラルクは2014年に生物園にやってきた個体で、当時はわずか14cmしかありませんでした。まだ小さかったので運ぶのも難しくアリませんでした。それが10年で2m近くまで成長し、移動するのも大変になりました。


たまごを発見したら、回収してバックヤードの水槽の中へ移動させます。たまごから出てきたらそのまま大きくなるまで育てています。

昆虫類について


たしかにホタルの幼虫(ようちゅう)にはさわるといたそうなトゲトゲしたものがはえています。でもじつは、このトゲトゲは やわらかいです。トゲトゲの正体(しょうたい)は、「えら」とよばれる幼虫(ようちゅう)が水(みず)の中(なか)で息(いき)をすうための器官(きかん)です。
  


クロコノマチョの幼虫(ようちゅう)はススキなどのイネのなかまの植物(しょくぶつ)を好(この)んで食べています。エサは公園(こうえん)や河川敷(かせんじき)など色々(いろいろ)なところにあるのでさがしてみてください。


飼育する場所にもよりますが、クロコノマチョウはふ化(卵からかえって)から羽化(成虫になる)まで1ヶ月と数週間前後かかります。成虫の寿命は計測したことがありませんが、上手にお世話をすると成虫で最長1ヶ月~40日程度生きるアゲハ類と比べるともう少し長く生きているような印象を持っています。また、交尾(こうび)していない個体の方が長生きします。


虫のたくさん集まる理由にはいろいろなものが考えられそうです。樹液(じゅえき)や新芽(しんめ)、花など虫のエサになるものがあるか。木が生えている場所の日当たりや風通し。またこの他にも、人間では感じとれないような、虫の好み(このみ)があるのかもしれません。ぜひ、虫のようすを見ながら、その木にたくさん集まる理由を考えてみてください。

 


生きものは遠い昔から、少しずつ すがたを かえながら子どもをのこし、生きのこってきました(進化(しんか))。今回のしつもんも昆虫(こんちゅう)の進化の道すじにかんけいがあります。
大昔の昆虫は、トンボやバッタのようにサナギにならずに成長(せいちょう)していたと言われています。ある時、そんな昆虫の中にサナギになることができるものがあらわれました。この「サナギになる昆虫」の子どもたちがさらに長い長い時間をかけてそれぞれに すがたを かえていったことで、チョウやカブトムシのようなサナギになる昆虫になりました。
「サナギになる昆虫」は、幼虫(ようちゅう)からサナギの時期をへて 成虫(せいちゅう)のすがたを大きくかえることができるようになりました。
これにより幼虫の期間はたくさん食べて成長し、成虫になると遠くへ移動(いどう)したり卵(たまご)をうむことが得意(とくい)な すがたに体を作りかえることできました。
これにより「サナギになる昆虫」はさまざまな環境(かんきょう)に対応(たいおう)することができ、たくさんの種が誕生(たんじょう)したと考えられています。
ぎゃくに「サナギにならない昆虫」は、大昔の とくちょうを のこした昆虫たち、と言えるかもしれません。


「カブトムシ」という種の昆虫は、実は日本だけでなく朝鮮半島や中国、台湾、ベトナムやインドなど外国にも分布しています。
細かな外見の違いでいくつかのグループに分けられ、朝鮮半島や中国の個体は「タイリクカブト」、台湾の個体は「ツノボソカブト」、ベトナムからインドの個体は「ツヤカブト」などの名前で呼ばれることがありますが、どれも日本でみられるカブトムシと同じ種です。

昆虫をはじめカニやムカデ、クモなど節足動物の体は「外骨格」といい、体の外側の硬い殻で体を支え、その内側に筋肉がある、というつくりになっています(カニの脚の「身」の部分が筋肉にあたります)。昆虫の外骨格は「クチクラ」という複雑な分子でできていて、とても軽くて丈夫です。
ナナフシの脚そのものについて、「他の昆虫と比べて特別に変わった構造がある」というような情報は見つけることができませんでしたが、昆虫の中にはナナフシ以外にもアリやカブトムシのように自分より何倍も重いものを持ち上げたり運んだりすることができるものがいます。昆虫がもつ軽くて丈夫な素材の体が、効率よくパワーを発揮することに役立っているのかもしれません。


昆虫ははやく歩くとき、片側のまえあしとうしろあし、もう片方のなかあしの3本がセットになってうごきます。3本のあしをうごかしているとき、のこりの3本のあしは地面について体をささえています。
3点で体をささえるとき、2点や4点でささえるときよりも安定します。昆虫はあしが6本あることで、むだがなく、じょうずにバランスをとって歩くことができるようです。


日本のカブトムシのようにつのに毛がはえていないカブトムシの多くは相手をなげとばすようにたたかいます。ヘラクレスオオカブトのようにつのに毛がはえているカブトムシの多くは、たたかうとき相手のことをはさんでたたかいます。このときに毛がすべり止めになると考えられています。
次にカブトムシのおしりの毛のことですが、おもにおしりや体にはえている毛はよごれや寄生虫(きせいちゅう)がつきにくくなるやくわりを持っています。おしりの毛はカブトムシのほとんどのしゅるいで見られるので、いろいろなカブトムシをかんさつしてみてください。


「昆虫」は「節足動物」と呼ばれる、背骨がなく、体がかたい殻でおおわれた動物の仲間です。その中でも、あたま・むね・はらに分かれた体をもち、むねには6本のあしと4枚のはねがあります。トンボ、バッタ、ハチ、カブトムシ、チョウなどはすべて昆虫の仲間です。まったくちがう見た目をしていますが、どれもこの特徴をもっています。
「虫」という言葉には決まった意味がありません。昆虫をふくめた陸上に住む節足動物(サソリ、クモ、ムカデ、ダンゴムシなど)を広く指すことが多いですが、カエルやトカゲ、カタツムリなども虫と呼ぶことがあります。


チョウは種類によっても卵の大きさが変わりますが、大体が成虫の大きさが大きいチョウは大きい卵、小さいチョウは小さい卵のことが多いです。たまに大きいチョウで小さい卵を産む種類や小さいチョウで大きい卵を産む種類もいますが、沢山数を産めるチョウほど卵が小さくなるイメージがあります。また、昆虫には動物のような骨がなく、大きくなればなるほど自分の体重を支えられなくなるため、一定以上大きくなれないと言われています。そのため、ニワトリの卵などと比べると小さくなります。


一般的にはオスとメスはほぼ同じ数だと言われていますが、場所や年によって多少かわるかもしれません。抜け殻を見るとオスとメスを見分けることができるので、ぜひ近くの公園で調べてみてください。

オスの抜け殻

メスの抜け殻


セミは羽化しても抜け殻は食べません。セミの抜け殻は殻が硬いので、他の生物も食べずにそのまま冬まで残っていることも多く見かけます。残った抜け殻は風邪などで地面に落ち、ダンゴムシなどの生物に食べられてやがて土になります。


お皿に水を入れても水を飲むことができないので、霧吹きでケースに水滴を作ってあげて、そこから自分で飲めるようにしてあげてください。


カブトムシはクヌギやコナラなどの生える雑木林にすんでいます。雑木林にはもちろんカブトムシ以外にも様々な昆虫や生物がすんでいますが、それば自然なことで大事なことです。もし、自然の中にいるカブトムシを見たいと思ったのなら、カブトムシだけでなくカブトムシのいる自然にも興味をもってみてください。


サソリは肉食です。食べるものは種類や大きさによりますが、コオロギのような地表を動き回る昆虫などを食べます。


カブトムシは いもむし(ようちゅう)⇒さなぎ⇒おとなのカブトムシ(せいちゅう)とだっぴして大きくなるので、それぞれのタイミングでぬけがらができます。ただし、だっぴするのは土の中で、ぬけがらもやわらかいので、自然の中でみつかることはすくないです。カブトムシをようちゅうからせいちゅうまで かうことができればきっと見つけることができるとおもいます。


いろいろな こんちゅうが なにかを たべたり、えものを つかまえたり、けんか したりするときに はさむちからを つかいます。
つよく はさむことが できないと、かたいものが たべられなかったり、えものに にげられたり、けんかに まけて えさや けっこんあいてに であうことができなかったり します。
こんちゅうたちは、それぞれが いきていくために ひつような はさむちからを もっています。


ヤンバルテナガコガネはもともとの分布が狭く、世界中で沖縄本島にしか分布していません。さらに、"うろ"のある大きな木の生えた、人の手が入っていない森林にしか住めないため、生息しているのは沖縄本島の北部にある「やんばる」という地域だけです。
やんばるの森林がリゾートや道路の建設で開発されることで住める場所が減ってしまったり、森林が狭くなることで環境が変わってしまったりすることが、本種が個体数を減らしている大きな原因です。


西新井さかえ公園は足立区立の公園です。役所の公園維持課 西部公園係で管理しているそうなので、そこに訊いてみたら木がどこから来たか調べられるかもしれません。


まず昆虫が飛ぶことができるのは成虫になってからです※一部例外あり。セミやチョウを想像するとわかりますが、昆虫の多くは幼虫の時期は食べることで自分の身体にエネルギーを溜め込み成長することに集中しています。一方成虫になると、次の世代へ命を繋ぐことが重要な使命となります、命を繋ぐためにはオスはメスを見つける必要がありますし、メスは卵をいい場所に産む必要があります。その時に飛んで遠くへ行くことができるのは生存に有利に働きます。もちろん、エサを探したり、天敵から逃げることにも飛ぶことは有利に働きますが、それ以上に次の命へ繋ぐ際には有益だと思います。
一方で飛ぶことをやめた昆虫もいますので、彼らはどんな戦略をとっているのか考えてみると面白いと思います。


にほんには 36しゅるいの セミのなかまが います。これは ちいさな くにとしては おおい かずです。そのりゆうの ひとつは、 しゅごとに そせんが どこから きたかが ちがっていることです。
たとえば、クマゼミのそせんは みなみの あたたかい ちいきから、アブラゼミや ミンミンゼミの そせんは ちゅうごくなど にしのほうから、エゾゼミという やまに すんでいるセミのそせんは きたの すずしい ちいきからやってきました。


種としての「ヘラクレスオオカブト」は1種ですが、産地ごとの細かな外見の違いでいくつかの「亜種」と呼ばれるグループに分けられています。
例えば、グアドループ諸島に分布するものは「ヘラクレス・ヘラクレス」、ベネズエラからボリビアにかけてアンデス山脈沿いに分布するものは「ヘラクレス・リッキー」という亜種に属します。
中米から南米の広い地域に分布するヘラクレスオオカブトをどのように亜種として分けるかは、研究者の考え方によって異なります。13亜種に分ける説、10亜種に分ける説、それぞれの亜種を種とみなす説など、さまざまな説があります。
また、ブルーヘラクレスと呼ばれる、青っぽいグレーの前翅をもつ個体も存在します。これは種や亜種ではなく、個体差などによって生じる特徴のようですが、詳しい理由はよくわかっていないようです。


アゲハチョウをつかまえたい時はまずはよくかんさつしましょう。アゲハのなかまは、同じコースをぐるぐる回っていることがおおいので、見つけた場所でじっと待っているとまた来てくれると思います。
またつかまえる時は花のみつを吸っているときや、卵をうむときがねらい目なので、コースにそんな場所があるかさがしてみましょう。


ヘイケボタルが生息しているのは田んぼや湿地です。ただすべての田んぼにいるわけではなく、ヘイケボタルの幼虫のエサになるような貝がたくさんいて、田んぼの周りもコンクリートで固めたらていない土で覆われた場所。またホタルの光の会話を邪魔しない街灯が少ない場所でないと野生のホタルは暮らしにくいです。そんな良い田んぼや水辺が減ってしまったので、今やホタルの見るのも難しくなってしましました。


生物園でチョウを累代飼育している種類は大きく分けて、関東近郊でも見られるような身近なチョウと、沖縄などの熱帯・亜熱帯地域に生息するチョウがいます。チョウの幼虫を飼育する飼育室や成虫を飼育する大温室はどちらも室内なので空調によって季節を問わずに適した環境で管理することができます。



短い黒い針が見えたことや体つきから寄生バチの仲間に見えますが、写真からではそこまでしか判断できませんでした。コマユバチやヒメバチといった寄生バチの仲間は詳しい人でも写真だけでは断定できず、標本にして細かく調べることによってどの種類なのかがわかることがあるようです(正式に名前がついていないものも多いというのもあります)。翅にある脈の入り方からどの科のハチなのか判断できることがあるので、写真を撮る際は翅にも注目してみてください。


花の蜜を食べるチョウもいますが、種類によって樹液を食べるものもいます。生物園のような施設で飼育する際ははちみつを薄めて与えたり、カルピス、砂糖水を与える場合もあります。


ノコギリクワガタの大あごの形は、体の大きさによって変わります。体の大きなオスは大きな水牛型の大あご、小さなオスはギザギザのまっすぐな大あごを持ち、中くらいのオスはそれらの中間のような形をしています。
クワガタムシやカブトムシはエサやメスをめぐってケンカをします。このケンカでは、対戦相手よりも体が大きい方が体が強く、勝ちやすいです。小さなオスはケンカには勝ちにくいですが、大きなオスのいない時間帯に活動したり、大きなオスに気づかれないようにこっそりと活動したりすることで、エサやメスを手に入れていることが知られています。
クワガタムシの研究はあまり進んでおらず、まだわかっていないことがたくさんあります。しかし、こういった生き方の違いが、大あごの形の違いに表れているのかもしれません。


むしはすがたがちいさく、かくれるのがじょうずなので、むしのすがたをさがそうとするとたいへんです。むしそのものではなく、むしのいそうなばしょからさがしてみるとよいかもしれません。わたしがふだんきにしているのはつぎの4つです。
・ふんやかじられたはっぱなど、むしのいる"あと"をさがす
→はっぱをたべているちょうやがのようちゅうがいたら、じめんにたくさんのふんがおちています。それをみつけたらちかくのしょくぶつではがかじられているものがあるかさがしてみてください。
 それいがいのはっぱをたべるむしも、かじられたはっぱのあとをたよりにするとさがしやすくなるとおもいます。
・えだやはをゆらしてみる
→かくれているむしがとんだりおちたりします。あみなどでうけるとかんさつしやすくなります。


ようちゅうはしんでしまうとからだがくろくなります。せいちゅうはしんでしまってもからだのいろはかわりませんが、しんでしまってじかんがたつと目が白くなることがあります。


だいたいのバッタはエノコログサやススキなど葉が細いイネ科と呼ばれる草の葉が好きですが、一部のバッタはイネ科ではなく他の草の葉を好んで食べます。例えばオンブバッタは小松菜などの葉が広い草、ツチイナゴはクズやハギなどマメ科と呼ばれる植物の葉を好みます。また、クビキリギスのようにイネ科の穂の部分を食べるなど、同じイネ科を食べるバッタでも種類によって好きな部位が違うこともあります。まずはお世話しているバッタがそれらの種類かどうかを見てみてください。もしショウリョウバッタやトノサマバッタといったイネ科を好むバッタが葉を食べないのであれば、新しい葉の切り口を湿らせたティッシュで包んだり、ビンに挿したりしてできるだけ新鮮な葉をあげられるようにしてみてください。


もりでよくみられますが、きがたくさんうえられていて、じめんがほそうされていないこうえんでもみつかるとおもいます。
ようちゅうはじめんできのねからしるをすってせいちょうし、せいちゅうになるときにちじょうにでます。せいちゅうになってからはきのみきにとまってきのしるをすってせいかつしています。そのため、きやじめんがひつようであることと、せいちゅうになるときにちじょうにでられるようにほそうされていないばしょがひつようになります。また、あかるいばしょがおおくじめんがかわいているようなばしょよりは、ひかげがおおくつちがかわきにくいところのほうがよくみられるとおもいます。
ぬけがらはどろでおおわれているのでほかのぬけがらとかんたんにみわけられます。きのみきのひくいところについているので、こうえんにいったときにさがしてみて、そのこうえんにはにいにいぜみがすんでいるのかみてみるのもよいかもしれません。


おすがないて、めすはなかないというちがいがありますが、からだのかたちでみわけることもできます。
おなかがわをみて、うしろあしのちかくにある「ふくべん」とよばれるぶぶんがはったつしているのがおす、おなかのさきにさんらんかんがあってとがっているのがめすです。
また、ぬけがらのばあいもさんらんかんになるぶぶんがあるかどうかでみわけることができます。


まだ成長途中の幼虫であったか、観察場所が明るすぎた可能性が考えられます。
羽化直前のセミの幼虫は目が黒くなっていて、成長途中でまだ土の中にいる時は目が白いので見分けることができます。
また、セミの幼虫をずっとライトで照らしていたり明るい状態が続くとなかなか羽化が始まりません。羽化が始まるまであまり照らさないようにしたり赤色のライトを使うと観察しやすくなります(昆虫は赤色の光を認識しないので、懐中電灯に赤色のセロハンをつけたりするのも有効です)。


きのみき、はっぱのうらをさがすとみつかります。せみがたくさんうかしているばしょでは、じめんからせみがでてきたあとがあなになっています。じめんにたくさんのあながあいているばしょをみつけたら、そのちかくのきでぬけがらがたくさんみつかるかもしれません。


クヌギやコナラが生えた雑木林でよく見られます。成虫がクヌギやコナラの樹液を食べ、幼虫が腐葉土(落葉を微生物が分解したもの)を食べるためです。


チョウの成虫は自分の幼虫が食べる植物を見つけるために、前あしをつかって植物の味をかぎわけます。自分の幼虫にあった植物を見つけたらその近くに卵を生みます


2025年までのヘラクレスオオカブトのギネス記録は184.3mmで台湾の方の記録でした。その個体はヘラクレス・ヘラクレスと一般的な黄色いヘラクレスオオカブトでした。


場所によってみられる種類は変わりますが、市街地でもセスジスズメやウンモンスズメなどを見ることができます。夜の間に建物などの灯りに来た成虫を明るい時間帯に見かけることがあります。
また、昼間行動するホシホウジャクやオオスカシバといったスズメガの仲間もいます。花の蜜を吸うので、アベリアなどの花が咲いているところで探してみてください。


光ります。ホタルの光はルシフェリンという物質と、ルシフェラーゼという酵素が反応した結果発生します。
発酵する部分の面積は体の大きいゲンジボタルの方が大きいですが、どちらの光も暗い中でとてもよく見えます。

その他の生きものについて


どくのあるいきものには、じぶんでどくをつくることができるしゅるいと、エサから毒をつくるいきものがいます。たとえば、どくヘビのマムシは生まれつきどくがありますが、ヤドクガエルやトラフグはエサのいきものどくを体のなかでこくして、よりつよいどくにします。


一言に毒と言っても神経毒や出血毒など様々な種類があり、蓄える方法も皮膚や内蔵など体の部位に蓄積するものもいれば、専用の袋を持っているものもいます。
多くの場合は、自分の毒を適切な場所に貯めることで自分が毒にかからないようにしているので、別の種類の毒に対する耐性はあまりありません。


カブトガニは体の外側に硬い殻のある外骨格の生物です。体を守るために固く厚くしている部分は色が濃くなりますが、脚や間接などの細い箇所など殻を厚くしにくい場所は薄くなります。特に負荷のかかりやすい体の縁や背面は厚くなります。


飼育する場所によっても違いますが、エアコンなどで部屋ごと温度管理をして、さらに日光のようなライトで温かい場所を作ったり、温かいマットを敷いたりしています。加湿については加湿器を着けたり、霧吹きや水撒きで湿度を上げています。


人は多くの時間を直立して過ごす珍しい生きものです。首の構造も歩いたり走ったりしたときの衝撃を吸収できるよう、S字型に曲がった構造をしています。一方で、人は寝る時に直立した状態から横に寝かせた状態になります。この状態だと本来の首のS字構造が崩れやすく、睡眠中不自然な姿勢が続くことで歪みが筋肉や血管に負荷を与えてしまった結果「寝違え」が生じています。
もし、寝違えをするとすれば同じように直立をするような類人猿だと思いますが、人よりも日常的に適切な運動をしているのでなりにくいと考えます。


その年によって変わりますが、2025年は402種124,299頭の生物を飼育していました。



沖縄や外国で見つけたものでなければ、トビズムカデの可能性が高いです。本州にいる大きなムカデの仲間は「トビズムカデ」と「アオズムカデ」で、両者は一見よく似ています。さらに頭やあしの色には個体ごとの差や、地域ごとの差があるので、大まかな姿から正確に名前を調べるのは少し難しいです。正確に名前を調べるためには「最終歩肢(さいしゅうほし)」と呼ばれる、体の一番後ろのあしのトゲの並び方を見る必要がありますが、経験上、真っ赤な頭のアオズムカデは見たことがなく、また生物園で飼育していたトビズムカデにそっくりな体色の個体がいることから、トビズムカデの可能性が高いかなと思います。
生きものの名前を調べるとき、見た目だけでなく「どこで見つけたか」「どのくらいの大きさか」が、とても大きなヒントになります。もし名前のわからない生きものを見つけたときは、写真といっしょにこの2つも記録しておくとよいでしょう。


ながい れきしの なかで それぞれ べつべつの しんかを したためです。 しんかは わかれみちのように なっています。いちど べつのみちに わかれた ばあい、もとの みちには もどりません。もといたみちとは べつの すがたかたちに しんかしていきます。
こんちゅうが ろっぽんの あしを もっているのは、しんかの なかで ろっぽんいがいの あしが べつの かたちに へんかしたり、たいかしたからだと 考えられています。 こんちゅうの もともとの からだのつくりは みみずのような たくさんの「ふし」をもったすがたと かんがえられています。そこから、それぞれの ふしから あしのようなものが でたすがたになり、そのふしが ほかの ふしと くっついて へんかしたり ろっぽんの あしを のこして たいかしたりして いまの こんちゅうの すがたと なりました。 むかでの なかまに しんかするみち、だんごむしの なかまに しんかするみちは こんちゅうに つながるみちより もっとむかしに わかれています。そのため だんごむしも むかでも ろっぽんの あしという すがたを することなく しんかしてきました。


水生生物にも様々な調査方法があります。例えば接着剤や吸盤のような物をつかってイルカやクジラ、カメにくっつけたり、機器を口から飲ませて体内でデータをとることもあるようです。なおこれらの機器は後に外れて海を漂うのでそれを回収しデータを吸い取ることが多いようです。


クラゲはカサの裏側の真ん中あたりに口があります。生物園で飼育しているミズクラゲの場合、口の周りからリボン状のヒラヒラしたものが4本生えていて、これを使って水中のプランクトンを捕まえ口に運んでいます。


絶滅危惧種とひとくちにいっても様々な考え方があります。日本全体で希少になってしまったものもありますし、他の地域では珍しくなくても東京都の中では数を減らしてしまったものもいます。東京都のレッドデータブック(2020)には1,845種が掲載されています。


東京都環境局「東京都外来種対策リスト2025」では対策が必要な種として614種が記載され、そのうち約80種が特定外来生物です。そのうち51種が侵入が確認されいますが、全てが定着しているわけではありません。


姿勢を保ったり、敵や獲物など他の生きものの動きを感じとるためだと考えられます。天敵に見つかる前に隠れて身を守る必要があったり、肉食の生きものの場合は獲物を捕らえるために素早く動く必要があります。
視覚に頼る生きものは目が発達しています。昆虫の持つ複眼は周囲の動きを感じとれるように個眼と呼ばれる小さな目が集まってできています。昆虫には単眼と呼ばれる目もありますが、これは視力がほとんどなく、光を感じとったり自分の姿勢を保つために使われていると考えられています。また、ハエトリグモの仲間は単眼しか持ちませんが、複数ある単眼のうち正面の単眼が大きく発達しています。他の単眼は体の横についていて、正面ほどではなくても横方向の動きも分かるようになっているのだと思います。
逆にムカデなどは視覚に頼らない生きものですが、複数の小さな単眼を持っています。これは明るさを感じられるくらいの視力しかありません。ただ、明るさを感じられることで明るい場所を逃れて暗い所へ行き、隠れることができます。


くらげのかさ からはえている ほそながい"ひも"のようなものは 触手(しょくしゅ) といわれるもので、 そこから毒(どく)のある針(はり)がでてきます。この触手で えさをつかまえてたべます。


すべてのカエルがアリをたべるわけではありませんが、ヒキガエルやツチガエルなどアリをたべるカエルはいます。南アメリカにくらすヤドクガエルのなかまはたべたアリのどくをひふにためてみをまもっています。

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