種名 ニホンアマガエル

学名 Dryophytes japonicus
英名 Japanese tree frog


生きもの情報

その名前から日本でしか見られないような印象がありますが、実は中国や朝鮮、ロシア沿海州や樺太でも見ることができます。大きなものでも5cmほどのカエルです。一般的に4~7月に繁殖期を迎え、水田や水溜まりにある稲や水生植物に卵を産みます。

観察ポイント「大きく膨らむ!」

 
指先の吸盤で水槽の壁面に登っているため、腹面が観察しやすいです。多くのカエルは、鳴嚢※という鳴き声を増幅するための皮膚の膜があり、鳴いた時は大きく膨らむ様子が確認できます。ニホンアマガエルは大きな鳴嚢を一つ持ち、背中の体色をゆっくり変化させるところもポイントです。
※鳴嚢…下あごの皮膚の下にある膜

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