種名 オオカンガルー
学名 Macropus giganteus
英名 Eastern grey kangaroo
生きもの情報
オーストラリアに生息する大型のカンガルーです。おなかにある袋は「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる子どもを育てるための袋で、オスにはありません。群れで生活し、昼間は体を休め、夕方から早朝にかけて活動します。ワラビ―とよく似ていますが明確な違いはなく、小型のカンガルーを「ワラビ―」と呼びます。ちなみに中型のカンガルーは間を取って「ワラルー」と呼ばれます。
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観察ポイント「たくましい『しっぽ』に注目!」
カンガルーの太くて長い、たくましいしっぽには、役目があります。よく見ると、立っているときに2本の脚としっぽを三脚のようにして身体を支えています。ゆっくり歩くときには前足・後足・しっぽを入れて五足歩行します。そんなにたくみなしっぽの使い方を、ぜひオーストラリアドームに見に来てください。
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