種名 グンディ
学名 Ctenodactylus gundi
英名 Common Gundi
乾燥地帯の砂漠の岩場などで暮らす、群れで生活する昼行性のネズミです。
その可愛らしい見た目から「砂漠の妖精」とも呼ばれています。
グンディの名前はアラビア語で警護人を意味する「جندي」が由来で、岩場の上から周囲を注意深く警戒する様子から名付けられたといわれています。
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観察ポイント1「コミュニケーション」
グンディは順位を形成するような高い社会性を持ち、群れ同士で様々なコミュニケーションを行います。鼻先をつけ合ってキスのような行動を取ったり、仲間同士でぴったり重なり合たり...。仲睦まじい様子を観察することが出来ます。
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身を寄せ合うその姿はやわらかな「きなこもち」のよう!
観察ポイント2「砂漠に適応した体」
生息地に適応するために、特徴的な体を持っています。耳は岩場での生活に不要だったためか、ほぼ耳介がありません。大きく発達した後ろ脚には、指に櫛状の剛毛があります。この毛は毛づくろいに使ったり、岩場を登る際に役立ちます。
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後ろ脚の毛は長く剛毛!