令和7年1月5日
「あだちの生きもの観察室」展示水槽変更のお知らせ
「あだちの生きもの観察室」の展示再開(1月8日(水))に伴い、荒川のカニ類の展示水槽を変更いたします。
令和7年1月1日
新展示「砂漠の世界」にてグンディを1月18日から展示開始
観察展示室にて新展示「砂漠の世界」を開始予定です。展示では乾燥地帯の岩場を再現し、グンディを生体展示いたします。
日本国内でグンディを飼育・展示しているのは埼玉こども動物自然公園と当園の2園館のみです。
展示開始予定日:2025年1月18日(土)
※生体を展示に慣らすため、部分的に公開する場合がございます。
※生体の状況により展示スケジュールが変更になる場合がございます。
グンディ(ネズミ目 グンディ科)
英名:Common Gundi
学名:Ctenodactylus gundi
基本情報
乾燥地帯の砂漠の岩場などで暮らす、群れで生活する昼行性のネズミです。
その可愛らしい見た目から「砂漠の妖精」とも呼ばれています。
グンディの名前はアラビア語で警護人を意味する「جندي」が由来で、岩場の上から周囲を注意深く警戒する様子から名付けられたといわれています。
観察ポイント1「コミュニケーション」
グンディは順位を形成するような高い社会性を持ち、群れ同士で様々なコミュニケーションを行います。鼻先をつけ合ってキスのような行動を取ったり、仲間同士でぴったり重なり合たり...。仲睦まじい様子を観察することが出来ます。
身を寄せ合うその姿はやわらかな「きなこもち」のよう!
観察ポイント2「砂漠に適応した体」
生息地に適応するために、特徴的な体を持っています。耳は岩場での生活に不要だったためか、ほぼ耳介がありません。大きく発達した後ろ脚には、指に櫛状の剛毛があります。この毛は毛づくろいに使ったり、岩場を登る際に役立ちます。
後ろ脚の毛は長く剛毛!