解説員のひとりごと
平成30年9月「田んぼで暮らす仲間」
私はのどかな田舎町に住んでいて、自宅の周りには畑や田んぼが広がっています。私もそんな田んぼを持つ一人、日々田んぼとその周りの生きもの観察を行っています。
秋も近づく9月、稲穂はたわわに実っていきます。この時期になると、私も稲刈りの準備であわただしくなってきます。倉庫から稲刈り機(コンバイン)や運搬用の軽自動車、乾燥機
に籾摺り機…と様々な機械や車を引っ張り出してメンテナンスを行います。
でも、もしかしたらあわただしいのは私だけではないのかもしれません。稲刈りの時期になると、田んぼの水はなくなり、カエルやタニシ、ザリガニたちは穴を掘って冬眠の準備をしなくてはいけません。
生きものたちの苦労に、共感してしまう今日この頃です。
飼育員 すがま まさる