解説員のひとりごと
平成31年1月「太陽と金魚の水槽」
生物園に入ってすぐの金魚の大水槽。泡が光で反射してキレイですが、皆さんは水槽に差し込む光をじっくり見たことはありますか。実は電灯の光の他に、太陽光が水槽に差し込んでいます。太陽の光は季節によって、角度と色彩を変えて金魚を照らします。光が当たると、金魚はいつもよりも鱗がキラキラと輝き神々しく見えます。
この光の変化は一日の中でも感じることができます。朝と夕方では水槽の雰囲気も変わります。また太陽光が当たる場所にはコケが付きやすいので、掃除の際は特に日の当たる場所に注意して、磨いています。生物園にいらっしゃった際は自然の色彩の変化にも注目してください。
解説員 せき あかね